蔵便り(2008/10/04)

2008年10月4日

2008年秋・「美酔焼酎 凛」 9月22日全国一斉出荷
 
秋の凛、たくさんのお問い合わせ、ご注文ありがとうございました。8月から出荷の 準備を始め、9月22日に一斉出荷いたしました。秋バージョン赤いラベルでの出荷です。夏の間、風通しのよい静かな蔵で熟成されていた焼酎がよりいっそう 味に丸みを帯びて瓶詰めされました。年に2回の出荷ですので、出荷の時は蔵全体がとてもにぎわいます。この日ばかりは製造のものの手もかりて大切に造った この「凛」の出荷を見送りました。すでに蔵では次の「凛」の仕込みに入っています!きっとおいしく飲んでいただける今回の「美酔焼酎 凛」お求めは各小売 店にて。お取扱店の詳細につきましては本社までご連絡下さい。
 
     

 
 
10月になりました。実りの秋、台風の10月です、、。早速台風15号、16号が やってきてますね。蔵の周りにはたくさんの栗の木が植えてあります。たくさん実をつけた栗の木から毎日かわいい栗の実が落ちてきます。お客様にもおすそわ けしました。造りの忙しい時間の合間、栗拾いをしてちょっと秋を味わいました。芋も入り、製造はフル回転。毎日新鮮な芋が蔵に入ってきています。機械に頼 ることのできない「芋切り」、少しずつ秋らしくなった空に立ち上る芋蒸し機からの蒸気、米を蒸す香り、大きな櫂で汗だくになりながらもろみをまぜる姿、こ の時期の蔵はとても美しいです。蒸留された焼酎の香りがよく、美味しい事!!今年の焼酎もうまいです!
 
   
 

~蔵見学お客様ご紹介~

神田和泉屋 10名様 9月23、24日
東京神田より神田和泉屋様の皆様が蔵見学にいらっしゃいました。神田和泉屋さんは私たち軸屋酒造にとって、そして軸屋家にとって本当にきってもきれない、 大切な方々です。始まりは10数年以上になります。芋焼酎というものが東京に全くといってなかった頃、弊社社長と神田和泉屋さんのお付き合いは始りまし た。私も大学を決める高校3年生の時に初めて皆様におめにかかり、今ではたくさんの卒業生がいらっしゃる「アル中」勉強会に参加させてもらい、そこで校長 先生(神田和泉屋社長様)から東京農大の素晴らしさ!を教えて頂きました。そこで自分自身(軸屋麻衣子です、、)が農大に行くことを決めたといっても過言 ではありません。本当にたくさんの素晴らしい方が集まり、おかみさんのおいしいお料理と自ら足を運び選び抜かれたお酒を囲んで校長先生のお話に耳をかたむ けていらっしゃいます。焼酎ブームで、ずっと育てていただいた弊社の麦焼酎の製造が出来なくなった時も、静かに見守って下さり、私たちの芋焼酎をまたたく さんの方にご紹介いただいております。今回は12年ぶりの蔵見学ということで、新しい蔵の見学をしていただき、みんなで鹿児島名物「ぶたしゃぶ」を蔵の外 で食べました。また皆様にお会いできますことを心より願っております。来ていただき本当にありがとうございました。

蔵一同より